葉酸をとろう
妊婦の健康と胎児の健全な発育のために、多様な食品を摂取することにより栄養のバランスを保つ事が必要です。
そして神経管閉鎖障害の発生を減らすためには、妊娠前から妊娠初期にかけての葉酸の摂取がとても重要です。
神経管閉鎖障害とは?
妊娠初期に、脳や脊髄のもととなる神経管と呼ばれる部分が上手く形成されないことによって起こる神経の障害。
葉酸不足・遺伝など多くの要因が複合して発症。
葉酸とは?
ほうれん草・ブロッコリーなどの緑黄色野菜や、いちご、納豆・枝豆などに多く含まれている。
これらの食品や葉酸のサプリメント・栄養補助食品などの妊娠前からの服用は神経管閉鎖障害児出産のリスクを減少させる。400μg/日の摂取(1000は越えるべからず)が望まれる。
※以前に神経管閉鎖障害の赤ちゃんを産んだ経験のある方・抗てんかん薬を服用している方は約10倍量の葉酸摂取が推奨されるので、医師に相談を。
葉酸を多く含む食品
野菜類:ほうれんそう、春菊、ブロッコリー
きのこ類:しいたけ、まいたけ
豆類:大豆、きな粉、小豆
藻類:焼き海苔、わかめ
肉類:豚レバー、鶏レバー、牛レバー
果実類:いちご、マンゴー、アボガド