【予習しとこう!】妊娠21週ってどんな時期?
妊娠21週ってどんな時期なのでしょう?
注意点を頭に入れておくためにも、予習しておきましょう。
赤ちゃんの成長
妊娠21週の赤ちゃんは、頭殿長が16〜18cm、体重が約300〜450gに成長するとき。
この頃には基本的な器官は完成に近づき、細かな部分が機能を発達させていくとき。脳神経が発達し、考える力や感じる心も成長するときなんです。声もしっかり聞こえています。
生殖器の発達もさらに進み、性別確認もよりしやすくなる時期です。
今までの透明度の高い皮膚に少しづつ脂肪もついてきて、産毛も生えてくる時期。
成長は進んでいるもののまだまだ未完成な部分も多いこの時期。いまの時期に生まれてしまうと流産となり命が助かることは難しいです。決して無理はせず、お腹が張ったら休みましょう。
ママの変化
お腹の膨らみもだいぶ目立ってくる頃。
お腹が前にせり出してきて、体の重心がずれる事で腰や背中に負担がかかりやすくなる。
血液中のミネラルの変化・大きなお腹による神経や血管の圧迫によって就寝中に足がつりやすくなる頃。そんなときは足の指を甲側に引き寄せてつってる足の筋肉を伸ばすと治りやすい。足を高めにしたりマッサージやストレッチも血行が良くなるのでおすすめ。
ホルモンの変化・大きくなった子宮による腸の圧迫により便秘がひどくなりやすい。水分のこま目な摂取を心がけて。食事では根菜類・豆類・海草類など食物繊維が豊富なものや、腸内細菌のバランスを整えるヨーグルトや乳酸飲料を意識して採るように。
経過が順調であるならストレッチや軽いウオーキングなどの適度な運動を。
貧血になりやすくなってくるので食事から意識的に鉄分を採るように。
・鉄分が豊富な食材
→レバー
赤身肉
牡蠣
あさり
ひじき
ほうれん草
大豆
小松菜
千切り大根
納豆 etc
妊娠20週以降は妊娠高血圧症候群にかかる可能性があるので注意が必要。もともと高血圧・肥満・糖尿病・双子・35歳以上の方はリスクが大きいので特に注意。急激に体重が増えないように管理が大切。
体調が安定して気分も良い時期なので、そろそろ母乳育児の準備や虫歯・歯周病の治療をしておきましょう。妊娠すると歯周病にかかるリスクが高まるのに加え、歯周病に罹患していると早産のリスクが高くなると言われています。歯科受診の際は、妊娠中の旨を最初に伝えましょう。35週頃までには治療しておきましょう。
ベビー用品の準備も体調が良いこの時期がオススメです。
素敵な1週間になりますように。